機動戦士ガンダムOO 劇場版 感想
なんというか、とにかく最後が?????
最後の劇場の雰囲気はエヴァのデスリバを超えたと思う。
もう1回観れば理解できるのかも自信ない。
つまりはELSは自分たちの事を伝えたいから、人類と融合しようとしたと。
だけど人類はそれを分からず攻撃してくるもんだから、ELSも同じ方法で人類を理解しようとしたって事?
それでもなんでELSが花になったのか、ここがイマイチ理解できん。
刹那は彼らとわかり合う為に彼らの母星に向かったから、その行為に満足したELSは戦闘を中止した??
それとも刹那の思いの何かに反応した?う~ん・・・。
「来るべき対話」というテーマがあった以上、未知の生命体との遭遇は規定路線だとは理解してますが、正直ガンダムじゃなくても良いかな。
イオリアの知識をうんたらかんたらと、マリナの人はわかり合えるという考えは、根源的に同じなのかと言われれば、私は違和感を感じます。
後者は何も革新を得なくても相手のことを思えば実現できるという考えですが、前者は今のままでは人はわかり合えないから、人は革新する必要があるという考えですから。
これってガンダムのテーマでもあるので、それ自体に違和感は無いですけど、ただ対象が人から未知の生命体に変わってしまうだけでこうも違うのかと。
融和政策とか言って、だらだら待っていても人は変われないから、CBが戦争に介入した様に、強制的にELSに介入して貰いましたと。
結局、人は何かしら痛い目みないとわからんと言う、現実的なメッセージ(皮肉)が込められているのでしょうか?
兎にも角にも、これで終わりかと思うとう~んって感じでした。
でも、不満だけでもないです。満足でもないですが。
以下、ポイントの抜粋。
戦闘シーンは相変わらず派手でスピーディーなんだけど、速すぎて観ている私は追いつけてません。
正直、何が起きているのかわかりません。
特にトランザム発動後のハルートは速すぎて追えません。
融合うんたらかんたら言っていたけど、もう何がなんだか分かりませんでした。
あのハサミみたいな奴とか、一体どうなってんのか。
今回一番不満なのは、そのストーリーよりもとにかくクアンタが全然戦わない所。
クアンタ戦わないとか誰得だよ。
マリーは戦闘になるとソーマになるのね。
アレルヤとハレルヤも切り替え自由自在になってるし。
ラファエルはまさに出オチ。
サバーニャのハロ2機は何気にポイント高し。
今回一番燃えたのはELSの中心に向かうクアンタの為にサバーニャが道を切り開くシーン。
ハムと双璧で凄かった。
やっぱりフェルトは可愛い。
でもヒロインとしてはイマイチ弱いのが残念。
ハムが、まさかこんな形で散るとは思いませんでした。
見せ場十分で特にハム率いるチームの連動した戦闘シーンとか格好良かったし、台詞的にもかなり役得なポジションでしたが、まさか死亡フラグとは。
小熊も逝ったけど、こっちは何か空気で哀れだった。
一兵卒としてはかなりの活躍、頑張りでしたが。
シャーマン・・・キャラ立っていたのに。
今までの煽りとか一体何だったんだと言いたくなるような扱い。
ビリーは世界の危機そっちのけでイチャイチャ。
劇中映画が笑った。何気にガンダムが格好良かった。
しかし、パイロットに一人幼女が。アニメってそうですよね(遠い目)。
マリナ婆は・・・・涙出てきた。
メタル刹那とか、もうね。
以上、劇場版の感想ですが、面白く無い訳では無いし、たぶんもう一度観に行くことは無くてもBDは買うでしょう。
話としては枠には収まっていて、纏まりはあるんですよね。
???な印象を受けるのに。
OOを今まで観てきたのであれば、区切りとして観た方が良いとお勧めして今回は締めたいと思います。
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